先日、TBS番組『バース・ディ』にて

86歳で現役のトライアスリート稲田弘さん

の特集が放送されました。

 

2018年、ハワイ島のコナにて

トライアスロン最高峰レースである

アイアンマン世界選手権が開催され、

稲田弘さんは、年代別のこの選手権で、

なんと、16時間53分50秒で優勝

 

最高齢完走者として

見事、世界チャンピョンに輝きました!!

そこで今回は、

86歳稲田弘さんが元気で

今も現役アスリートとして頑張れる理由を

食事、健康の面から調査してみました。

 

早速みていきましょう。

 

稲田弘さんのプロフィール

名前:稲田弘(いなだひろむ)

誕生日:1932年11月19日

出身地:和歌山県(現在は千葉県)

 

和歌山県田辺第一小学校、田辺中学校、

そのまま地元の田辺高校を卒業。

 

その後、和歌山田辺市を離れ

早稲田大学入学

(教育学部 英語文学科)

 

大学卒業後は、NHKに入社し、

放送記者として仕事されていました。

 

そして60歳で定年されています。

 

ここまでの内容で、

学生時代にトライアスロンとは言わずとも

なにかスポーツで成績をだしていた

という情報が全くなく、個人的には、

とても不思議でした。

 

稲田弘さんのされているアイアンマンは、

とても過酷なレースです。

年齢を重ねても

過酷なレースにチャレンジできるのは

若い頃から何かスポーツ

されてきたに違いない

と思いましたが、そのような情報は

見つからず…

 

唯一、スポーツというより、

学生の頃に山岳部に所属していたそうで、

その時、トレーニングのため

毎日走っていたということが分かりました。

 

そして、

トレーニングを続けていくなかで、

走ること(ランニング)が楽しくなり、

興味が深まっていったそうです。

 

実は、このランニングは

全ての運動の基本となっています。

 

稲田弘さんは、特別何かスポーツを

されていたわけではありませんが、

このランニング基本を学び

結果として運動するためのベース

しっかりしたものとなったのでしょう。

 

っで、トライアスロンはいつから?

 

なんと、

70歳の時からであります!!

 

正直、世の中に

こんな凄いアスリートがいたなんて

驚きました。

 

学生の頃に始めたランニングは、

お勤めをされてからも趣味として

走っていられたと思います。

 

そして、定年後に、

水泳をはじめたことがきっかけで、

走ることも好きだったこともあり、

トライアスロンをスタートさせました。

 

その流れから76歳の時に、

アイアンマン競技に初挑戦。

 

そこから競技人生を重ね、

年代別で世界チャンピオンになられました。

 

ここまでバイタリティーに溢れている方は

なかなかいないのでは…と思います。

 

本当に凄い方です。

 

トライアスロンとアイアンマンの違い

さて、

トライアスロンアイアンマン

この2つの違いはなんでしょうか?

 

トライアスロン

スイム 1.5km

バイク 40km

ラン 10km

の順番で3種目を続けて行います。

 

アイアンマン

スイム 3.8km

バイク 180km

ラン 42.195km

になります。

 

3種目は同じですが、距離が違いますね。

 

アイアンマン過酷

の意味がよく分かります。

 

稲田弘さんは、このアイアンマン

優勝されているわけですから、

毎日のトレーニングは、

相当過酷なものだと思います。

稲田弘さんの食事内容について

朝晩自炊をして、70歳の時から

毎日ほぼ同じメニューとのこと。

 

朝食はライ麦パンを主食に、

14種類緑黄色野菜スープ

果物(バナナやりんごなど)と豆乳。

 

ライ麦パンにバターやマーガリンより

蜂蜜がオススメ。

 

そして普通のパンと比べると、

血糖値が急に上がることがないので、

身体への負担少ない

(果物も同じ)

 

緑黄色野菜で代表的なものは、

小松菜、ほうれん草、にんじん、にら、

青ネギ、大根の葉、ブロッコリー、

チンゲンサイ、三つ葉、オクラ、南瓜など。

緑黄色野菜を摂ることで、

ビタミンミネラルを摂取できますね。

 

これはなにもアスリートに限らず、

病気予防するためにも意識して

摂っていくべき野菜です。

 

身体が酸化していくと、

心肺機能に負担がかかり

疲れやすくなりますので、

最近、疲労感がぬけないと感じる方は、

今までの食事を見直してみましょう。

 

次に夕食ですが、

主食は玄米で、キムチ卵納豆

梅干し、焼き魚でめざし、

きのこやわかめ豆腐入りの味噌汁

 

白米よりも玄米の方が、

血糖値の上がりがゆっくりなので、

身体への負担が少ないです。

 

次に、味噌やキムチ納豆などの

発酵食品ですが、これらは腸内

悪玉菌を善玉菌に増やす働きをします。

 

腸内環境がよいことで、

疲労回復を速めたり、

栄養水分を蓄えることができます。

 

朝晩自炊で、ここまで完璧なメニューは

すべて、現役アスリートとして健康

身体を維持するために考えられたものです。

 

先ほどから朝晩は自炊とのことで、

お昼はどうされているのか?

気になりますよね。

 

お昼はトレーニング中なので、

この時だけ、外食orコンビニ弁当に

なるそうです。

 

稲田弘さんは、

自炊ではないランチでも、

しっかりと栄養を考えています。

 

基本的には、コンビニ弁当の

豚焼き麦ごはんだそうですが、

ここでもしっかりタンパク質

糖質を摂取されていますね。

 

余談ですが、

健康長寿が多い沖縄県では、

豚肉を食べる方が多く、

1人の消費量が凄いそうです。

 

この豚肉、タンパク質は勿論ですが、

疲労回復に必要なビタミンB1が、

なんと牛肉の10倍!!

 

そして、

このビタミンB1が不足すると、

エネルギー不足になり、怠さ食欲不振

夏バテ疲れやすくなります。

 

稲田弘さんの食事は、毎日必要なもの

バランスよく摂取されていて、

身体が喜ぶメニューですね。

 

是非、見習いたいと思います。

 

稲田弘さんの健康の源について

これはなんといっても、

楽しむ』ということだそうです。

 

また、

自分が進化していること、

今を生きているということ、

やればできるということ。

 

このような事を

いつも感じているそうです。

 

そして、

稲田弘さんがいつも感じているものは、

すべてプラスのエネルギーです。

 

精神的にも本当に見習わなくてはですね!

 

まとめ

稲田弘さんは、

昔から身体を動かすことが好きで、

健康維持がきっかけトライアスロン

はじめました。

 

最初は自己流でしたが現在は、

稲毛インターナショナル

トライアスロンクラブ(千葉)』で

若い選手と一緒に練習され、

今は、次の目標のために、

頑張っていらっしゃるそうです。

 

そのための徹底された食事

そして精神力はアスリートだげではなく、

健康で長生きをするために必要な事だと

私は思います。

 

いつまでも、

現役のトライアスリートでいてほしいですね。

 

最後に、

稲田弘さんが60歳で定年されたのは、

奥様が難病で介護をするためでした。

 

そんな奥様は、

ずっと応援してくれていたそうです。

 

今は稲田弘さんを暖かく包み込み

守ってくれているのだと思います。