先日、演出家の宮本亜門さん(61)が、

がんであることを公表しました。

 

TBS系『名医のTHE太鼓判』で、

人間ドックを受診した際、

腫瘍が見つかったとのこと。

 

今回は、宮本亜門さんを襲った

がんや治療について、

そして、現在のステージや余命までを

調査してみました。

宮本亜門さんを襲ったがんについて

今回、宮本亜門さんは日本でも急増している

前立線がん』にかかってしまいました。

 

この前立腺というのは、

男性のみにある臓器のため、

前立線がんは男性特有のがん

ということになります。

 

                    出典元:Wikipedia

 

では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか?

 

それは、前立線細胞が、

正常な細胞の増殖機能を失い、

無秩序に増殖を繰り返すため

起こってしまいます。

 

人間の体は色々な種類の細胞

が集まってできていて、なんと、

その細胞1つ1つに寿命があります。

 

そして、

死んで減ってしまった細胞を補うため、

細胞分裂をして数を増やしているのです。

 

細胞の中には遺伝子があり

遺伝子の情報が正常ではなくなると

がん細胞が生まれ、

異常なほど細胞分裂を繰り返して増殖し、

それらが大きなかたまりとなって、

腫瘍(がん)となるわけです。

 

ということで、前立腺がんは、

前立線の外側の上皮細胞が、がん化

することをいいます。

 

私が思ったことは、

仕事が忙しい人って、

ちょっと不調でも気にせず頑張って、

体からのsosサインにも気に留めず、

とにかく目の前の仕事を

毎日一生懸命こなしていく…

 

これは私自身も多忙のあまり、

体調を壊して初めて気づいたのですが、

忙しいから自分の体と向き合えない

のではなく、ただ向き合うことから

避けてきただけなんですね。

 

体調を壊してどうにもならなくなって…

初めてそんな大事なことに気づきました。

 

宮本亜門さんは、想像以上に

多忙な生活を送られていたと思います。

 

このような病気になってしまったことは、

人生走り続けてこられた方に与えられた

充電期間

なのかもしれませんね。

 

治療について

治療法は、がんの悪性度や進行度、

年齢、全身の状態などを考え、

主治医と相談しながら最適な方法を

選択していきます。

 

では、大きくつの治療法

について簡単に説明します。

 

手術療法

がんが前立線内にとどまり

転移がみられない場合、

前立腺を全て取り除く。

 

内分泌療法

男性ホルモンの分泌を抑制して、

がんを縮小させる。

 

放射線療法

がんの転移がない場合、

がん細胞に放射線を当てる。

 

この内、宮本亜門さんは、

どの療法を選んだのでしょうか?

 

現在分かっていることは、

手術療法の全摘出手術

受けるそうですが、今後、

第2の意見であるセカンドオピニオンにも、

相談されるとのことです。

 

是非、他の意見も参考に、

納得のいく治療法を

選んでいただきたいですね。

宮本亜門さんの現在のステージは?

まず、ステージですが、

1〜4(A〜D)の進行度(状態)

について説明します。

 

ステージ1(A)

超音波検査、

解診でも発見できなかった小さな腫瘍

前立の他の手術をした時に、

偶然みつかるなど。

 

ステージ2(B)

がんが前立腺のなかにとどまっている状態。

 

ステージ3(C)

がんが前立腺被膜をこえて広がっている状態。

 

ステージ4(D)

骨、リンパ節、全身転移している。

 

今回、宮本亜門さんは検査の結果、

骨や臓器への転移はないようで、

現在ステージ2とのこと。

早期発見されて本当によかったです。

 

宮本亜門さんの余命について

ステージ1、2で

前立腺がんの治療を受けた場合、

5年生存率は100%とのこと。

 

ということで、ステージ2の

宮本亜門さんの余命については

今のところ心配ないと思います。

 

がんは治療をして完治したと思っていても、

再発することが多いので、

しっかり定期検診を受けて、

明るい毎日を送っていただきたいですね。

 

まとめ

前立腺がんは、

中年以降に見つかるがんです。

宮本亜門さんは現在61歳とのことで、

この典型的ながんにかかってしまいました。

 

 

実はアメリカでは、

前立腺がんの罹患数が1位。

 

日本でこのがんで亡くなる患者数は、

20年前の約3倍と増加

 

なぜ、ここまで増えてしまったのか…

 

いくつかの原因の中に、

食生活の変化が挙げられています。

 

昔と違って、

動物性脂肪の摂取量が増え、

偏った食べ方をする人が多く

なってきました。

 

出来ることなら、

バランスのよい食事を毎日食べたいですよね。

 

でも、それが難しい人が多いと思います。

 

そのような方は、

いきなり食生活を変えることは大変でも、

バランスを少し気にして毎日過ごす

ことはできますよね。

 

野菜をプラスしたり、味噌汁を飲んだり、

ちょっとだけ今までとは違う視点で選んで

摂取されることをオススメします。

 

宮本亜門さんは、

腫瘍が見つかった時に、

落ち込んでいる場合ではない

 

これで自分の人生を終わらせたくない

 

そして、転移していなかったと聞いた時は、

 

なんて幸せ者なんだ

 

と思ったそうです。

 

無事に手術を終え、定期検診を受けながら

食生活にも気をつけて、

演出家として素晴らしい一生を送ってほしい

そう願っています。