不機嫌な人がいると緊張してしまう…

細かいところが気になって仕事が進まない…

人の誘いを断ったり意見を言うのが怖い

 

あなたはそんな悩みを抱えてはいませんか?

このような特徴を持つ人のことを、

「HSP(Highly Sensitive Person)」

と言います。

(提唱したのはアメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン博士。)

 

HSPの特徴である繊細さん

生まれ持ったものであり、5人1人の割合

で存在するというデータもあります。

 

最近、日本ではHSPの人々に親しみを込めて

「繊細さん」と呼んでいるそうですが、

2018年繊細さんの心を癒す本が出版され、

大変人気になりました。

 

今回は、この本のあらすじや、著者紹介、

HSPの特徴や対策などをご紹介したいと思います。

繊細さんの本について

気がつきすぎて疲れる

驚くほどなくなる「繊細さん」の本

 

 

著者:武田 友紀(たけだ ゆき)

出版社:飛鳥新社

 

本書では、繊細さんの特徴を紹介した上で、

繊細さんが生きやすくなるアドバイス

たくさん書かれています。

 

そのアドバイスは人間関係仕事の進め方

自分の気持ちとの向き合い方など、

多岐にわたります

 

例えば、繊細さん同士の付き合い方や、

繊細さんと非繊細さんの付き合い方など、

一読するだけで避けては通れない

人付き合いのしんどさが楽になるアドバイスばかり

 

対人関係に課題を感じることが、

繊細さんの特徴の一つなのですが、

本書では、人とうまく距離を取ったり

自分のペースを大切にすることに重点を置き

著者自身もHSPを持っているため

ひとりひとりに寄り添った語り口で書かれて

います。

 

また、本書はTBS系「王様のブランチ」でも

紹介され、生きづらさを感じる現代人の

バイブル的存在になりました。

著作者・武田友紀プロフィール

武田 友紀(たけだ ゆき)

1983年福岡県出身。

 

 

大学卒業後、某メーカーで働き始めるも、

ストレスに堪えきれずに二年間休職。

 

この休職期間に、

自分が人よりも繊細だということ、そして、

HSPの気質を持っていることに気づきました

 

その後、武田さんは会社を退職し、

繊細さを活かした仕事の相談業をスタート

 

人の相談を聞くときは、声のトーン

しぐさ目線の動きなどを観察する必要が

あるため、繊細な武田さんにはピッタリな

職業でした。

 

相談者からは「どうして私の気持ちがわかる

の!?」と驚かれたこともあったそうです。

 

その後、武田さんは日本では数少ない

HSP専門のカウンセラーとなり、

繊細さを武器にフリーのカウンセラーとして

現在も相談や適職診断を行っています。

 

HSPについて

HSPとは、Highly Sensitive Personの略で、

生まれつき高度な感覚処理感受性を持つ人

のことを指します。

 

簡単に言うと感じやすい」「繊細

といった特徴を持つ人のこと。

 

これは人が生まれ持った性質であり、

病気ではありません

 

人口の1人がこの特徴を持つと言われ

ています。

 

主な特徴は4つ

・処理能力が高い

・過剰に刺激を受けやすい

・共感能力が高い

・些細なことに気付きやすい

 

必ずしも、マイナスな特徴ばかりでは

ありません。

 

仕事が早い、ミスに気付きやすい、

というプラス面も、HSPにはあるのです。

 

しかし、刺激を受けやすいということは、

人から言われたことをいつ迄も引きずったり

人の気持ちに共感しすぎて辛くなることも

多いのです。

 

HSPは病気ではないので、

決まった症状が出るわけではありません

 

しかし、HSPによるストレスが蓄積されると

不眠パニック症状を引き起こし、

やがてうつ病へと進行することも

 

HSPの対処法に確立したものはありませんが

自分の得意不得意を理解し、必要であれば

カウンセリングを受けることが大切です。

 

一般的には、HSPの人は

・接客業などの人付き合いの多い仕事

・営業職などの競争の激しい仕事

・運送業や警備など、生活リズムが不規則になる仕事

向いていないと言われています。

 

反対に

・アーティスト業など、豊かな感受性を生かせる仕事

・カウンセリングなどの人の気持ちや悩みに寄り添う仕事

・事務職や薬剤師などの決まった生活リズムを維持できる仕事

では、能力を発揮しやすいそう。

 

社会人の方で、HSPに悩んでいる方は、

思い切って働き方、場所をかえてみるのも

よいかもしれませんね。

感想、口コミ

私自身、生きづらさを感じる時があったので

読者に寄り添ってくれる本書のアドバイスに

救われました。

 

また、行き方や考え方の指南も充実している

のでこれから実践していきたいと思います。

 

HSPという自覚がない人でも、

『心の中のモヤモヤが晴れる一冊』

だと思います。

 

本を読んで、初めて心から「あ、わたしは本当は繊細だったんだ!

感受性が豊かだということは、悪いことじゃなかったんだ!

自分のままでよかったんだ!」と思いました。(とことこ散歩さん)

 

本当に自分は繊細なのかな?

って疑っていたのですが、本を読んであまりに共感することが多く、びっくりしました。

自分の心に正直に生きることが大切という、

本書の言葉を大切にしていきたいです。(Amazonカスタマーさん)

 

この本には、自分が心地よく過ごせるためのなるほど!な対策方法が沢山書かれています

その考えを知ったり、対策方法を知って取り入れてみると、

ずいぶん楽になるんじゃないかなぁ。(ひろこさん)

 

今まで自分が神経質で、細かいことを気にしすぎて

ダメ人間なのだと思っていましたが、気持ちが軽くなりました。(Amazonカスタマーさん)

 

読みやすく、優しい言葉で表現されています。

これからの暮らしに役立てたいと思いました。(ちいさん)

 

昔からあった違和感と今の自分の状況がやっとわかりました。

ほっとしたというか、自分に対して「ああ、いいんだ。」という

許可がやっとおろせた気がして、すっと軽くなりました。(minomusiさん)

 

他の方の感想からも、

この本の素晴らしさが伝わってきますね。

 

おすすめの書籍

繊細さんの本として

もう一冊おすすめの本があります!

 

 

こちらも素敵な内容なので気になる方は

チェックしてみてくださいね!

まとめ

HSPの方によりそう、繊細さんのための本

いかがだったでしょうか。

 

5人に1人が繊細さんというデータもあり、

自分の繊細さをどうしていいかわからない

という人は、たくさんいると思います。

 

一人でも多くの方が、この本を読んで、

自分の繊細さは生まれ持った個性なんだと

自信を持ってほしいです!

 

また、この本を読んだ多くの方は、

語り口の優しさや共感力の高さに驚き、

自らもHSPでつらい思いをしたことがある

著者の武田友紀さんだからこそ、

こんなにも人々に寄り添う本が書けたのでしょう。

 

あなたもこの一冊で人生がかわるかもしれません⭐︎

ぜひ、読んでみてくださいね。